2019-12-05 第200回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
つまり、今はただだらだらやっているだけなので、大きな枠組みで考えれば、少なくとも二十年か三十年後には、あそこから海には出ない、コンテインできるぞという話のプランを出すべきですよ。それを、フィードバックをもらいながら、誰が、世界が見ても、ああ、これならできるなという話をつくるべきだと思います。
つまり、今はただだらだらやっているだけなので、大きな枠組みで考えれば、少なくとも二十年か三十年後には、あそこから海には出ない、コンテインできるぞという話のプランを出すべきですよ。それを、フィードバックをもらいながら、誰が、世界が見ても、ああ、これならできるなという話をつくるべきだと思います。
ステークホルダーと言うゼーリックがいたり、いや、コンテインするべきじゃないかと言う人もいたり、あるいはコンテインすら成り立たないんじゃないかと言う論者もいたり、まだ決まっていないんです。 そんな中で、この米軍再編というのは中国を意識したものであることは間違いない。これはだれもがよく理解している。でも、我々は中国にどう対応するかということをまだ決め切っていないわけです。
それはアメリカも巻き込んだ、やはり核をコンテインしていくという努力が必要だと思うんですね。ですから、そういうようなことを考えるべきだと思うのであって、ただ核を廃絶しろというだけでとどまるということには私はちょっと個人的に納得できない点があるものですから、その点を前文に入れないというのが私の結論であったわけでございます。
相手がもし侵略に出てくるようなことがあれば、これは断固として抑える、コンテインする。しかし、そうしながらやがては壊れるものであるので、いわば封じ込めて相手の自壊するのを待てばいい。これが有名なコンテインメントポリシー、封じ込め政策の理論的根拠になったジョージ・ケナンの考え方でございます。歴史はこのジョージ・ケナンの予言の正しかったことを証明したと思うのでございます。
ただし、なかなかこの分別というのが難しいようで、EUでも、分別させないまま表示させるという方向にどうも行っているらしくて、含まれているとか、含まれているかもしれませんという、メイ・コンテインですか、そういう表示も進められているというふうに聞いておりますけれども、仮にメイ・コンテインであろうがあるいは含まれているということであろうが、表示させないよりはいいと思います。
○参考人(長谷川潔君) 先ほども申し上げましたけれども、アメリカとしてはいろんな問題を抱えながらも中国に対していろいろ物を言って、中国をコンテインする、封じ込めるんではなくて中国を巻き込みながら中国を望ましい方向に変えていこうという、少なくともホワイトハウスレベルではそういう意思決定がされているように私は見ております。もちろん、共和党の中には台湾問題をめぐって異論があるかと思います。
今は別に敵でもないのをコンテインしてしまったら中国は直ちに敵になってしまう。まだ時間はあるから、中国が、アメリカにとってあるいは西側にとってみずからを敵だというふうにして行動し始めるに至らないときにこちら側からコンテインしてしまうということは、結局のところ、まだ敵でもない存在を敵にしてしまうという予言を自己成就させてしまうという非常に愚かな選択であると。
そういう経済建設、民生向上のためのおのおのの国の施策を私どもは私どもなりに助けるということは続けてまいりたいと思っておりますけれども、恐らく河上委員の御質問の含意は、そういうものをつくっていって、インドシナ半島に発生するかもしれない社会主義的な政権なり国家を、ASEAN諸国を使っていわばコンテインするとでもいったような物の考え方があるか——そうはおっしゃいませんけれども、そういう思考があるかとおっしゃる
ただ、押えるのは技術的に可能であっても、それをいかにしてコンテインするというか、貯蔵していくかということがかなり大きな問題でございまして、この問題につきましては、国際的にも研究を進めていくという動向になっております。
——封じ込めがまずいものだから、このごろ、文化はいいとか、あるいは新聞記者はいいとか、だんだん少し削ってはきましたが、そもそもよその国をコンテインするということが、私はかねがね不愉快なことばだと思うのです。日本だって、どこかが封じ込めると言ったら、自民党だってヒステリーになってしまうでしょう。これはやめるべきです、こういうことばづかいは。内容もそう。いかがでしょう、大臣。アメリカに言いなさいよ。
私らが前にこの委員会で、ケネディ発言のコンテインの問題を問題にしたけれども、あの中に流れているところの中国に対するアメリカ側の偏見というものは、ケネディ演説というものは、ヨーロッパのNATO、東南アジアのSEATOの条約を引用し、「米国は韓国及び中国……」これは台湾のことです「と同様の約束をしておるから、現在アジアにとって非常に危険な時期であるからとの認識のもとに、アメリカの盟邦としての日本は、共産主義運動
あの十二月二十一日の参議院の予算委員会においても、私はケネディ発言のコンテインなり、ブリベントなりを問題にしたのは、封じ込めと訳するのが正しいとか、封じ込めと訳するのがごまかしだと、そういう言葉や翻訳の点を問題にしたのではないのです。あのケネディ演説の中に表われているものは、われわれの一つの大問題はアジアの共産主義の拡張をどのようにしてコンテインするかの問題です。
しかしそれは私も原案を読んでおりますが、外務省の原案ではコンテインと明確に書いてある。その内容は、ただ防ぐということではなくて、日本を含めたいわゆる東北アジア機構、こういう方向を持つものであることは間違いがないから、したがって、私たちは、あくまでも日本の自主積極中立という立場から、それでは日本国民がまかり間違って累を及ぼしてはたいへんだということで質問をし、意見を申し上げておるわけであります。
ブリベントとコンテインを別々に使っているところに問題があるのです。私の問題にしているのは、日本語に訳しますと、アワー・プロブレム・ナウというところから、われわれの問題は今や、言うまでもなく、膨脹主義者スターリニスト・フィロソフィと結びついた中国における共産主義勢力の勃興に伴い、ある意味で、われわれの一つの大問題は、アジアでの共産主義の拡張をどういうふうに、そこでコンテインを用いてあるのです。
○政府委員(中川融君) 全部は読めませんが、今の御質問の趣旨は、コンテインという言葉、プリベントという言葉、この二つが出てきているわけでございますが、このコンテインという言葉、プリベントという言葉と、両方がケネディ発言に出てくるわけでございます。したがって、両方使っておりますので、コンテインという言葉もプリベントという言葉も、結局同じ意味で使っているのじゃないか。
ケネディ発言も、あのコンテインという一字を問題にするのではなく、あの演説の内容に盛られておるものは、現在はアジアにとって非常に危険な時期であるという想定のもとに、米国の盟邦としての日本がいかなる役割を果たせるか、将来具体的考慮を払ってほしいとの要請が行なわれておるのであります。その要請は抽象的なものではないと思います。
あなたは、たとえばコンテインという英語を、これはいわゆる封じ込めじゃないんだと、防ぐんだということをおっしゃっております。が、しかし、私は英語は堪能じゃありませんが、コンテインというのは、コンテナーと変わって参りまして、包む物です。そしてこれは、軍事的にはいわゆる牽制をするという意味があります。かつてトルーマンも封じ込め政策のときには確かにコンテインという言葉を使いました。